2015年1月6日 4:55 PM | カテゴリー:BLOG | 投稿者:小泉 充司
鵜野先生の取材第2弾をご紹介します。
K邸では、Q値0.68Wを達成するために、3つの仕掛けを用意している。
1つは、断熱材を厚くすること。
K邸は後で詳報するが、4寸角の柱を使った金物木軸。
つまり、12センチのロックウールの充填と、ブラケットにより外断熱として10センチ厚のロックウールを採用している。
つまり、外壁だけで、22センチ厚となる。
そして、上の写真を見て分かるように、基礎には10センチ厚の外断熱を施している。
そして、面白いのは、べバーバリアを内壁の石膏ボードの裏に設けるのではなく、外壁に合板をはった外側に設けている。
理論的には、外壁の中央部にべバーバリア層を設けることが正しいとされている。 これだと、冬期の結露と、夏期の逆転結露が完全に防げるから‥‥。
しかし、そのために、べバーバリアの端部とか、サッシ回りの処理はなかなか難しくなってくる。
予定では、C値は0.3c㎡以下にしたいと言っていたが、結果は後ほどの気密測定値に委ねられている。